恋のから騒ぎ 第557話
「私が“恋から”出演中にくじけそうになった時」
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とうとう、今回が、12期生、最後のレギュラーとなりました。これが終わると残すは、卒業スペシャルのみです。

今回のゲストは、 小堺一機 さん。
今回のテーマは、 「私が“恋から”出演中にくじけそうになった時」

1人目、 平木里佳 さん、 「獣のあだ名がついた時」
里佳「あたしさ、さんまさんにいきなりマウンテンゴリラって言われたよ。」
さんま「あれは、獣でもなんでもないやないか。」
里佳「立派な獣だよ。」
さんま「かわいい、マウンテンゴリラやないか。そういうふうに見えてお客さんも納得したんじゃないか。しかたないやろ。」
里佳「あのね、販売業してるんですけど、仕事中に、お客さんとかが、すごい気づくんですよ。最初は、「あの、から騒ぎの人ですよね。」とか言われて、「ああ、そうですよ。」って言ったら、その次に、「あの、ゴリラのかたですよね。」って、すごい気を遣って言ってくるんですけど、すごい傷つくんですよね。」
さんま「おんなのこでゴリラって言うのは。」
里佳「たまらない。」

いったん、そういうイメージ作られちゃうとねぇ。。。


3人目、 渡部いずみ さん、 「ジャスミンが来た時」
いずみ「ある日、秋口くらいに、BM(W)のきったないおっさんがピーって(クラクション鳴らして)止まって、なんか、黒髪の長い、女の人が、ディープキスを交わして、まさかと思ったけど、それが、スタジオの前にばたんと下りて、たたたたって入っていって、え、あの人って思って、その人を見たときに、ジャスミンって命名をあたしがして、」
さんま「アラジンと魔法のランプのジャスミンに似ているから」
いずみ「そう、しゃべったのを見た瞬間、脳みそぱっくり開いて、こいつには勝てないと思って、」
さんま「ライバルが来たと思ったわけ。」
いずみ「素質でこう、キャラクターが出てるもんで、あたしが努力をしても、追いつけんと思って、」
さんま「おかやん、ジャスミン初めてのときどうやったん?」
おかやん「変な人来たから、かかわらんどこうって。」
さんま「ジャスミン、すごいね。」
ジャスミン「ねえ、いずみちゃん。あたしのこと話すんなら、事前にミーティングしてよ。」
いずみ「ごめ〜ん。」
ジャスミン「アンケートの採用無いから、ふくれて普段着で来ちゃった。」



6人目、 荒井志乃 さん、 「罵倒された場面しか放送されなかった時」
志乃「はい。」
さんま「おまえなんか、まだ、ぬるいほうやったじゃないか。」
志乃「違うの、あたしは、普通の子が考える、恋愛観っていうのを、全国ネットで伝えたかったわけ。お金じゃないよってことを伝えたかった。」
さんま「ああ、なるほど。だから、女装して出てきてるわけだな。」
志乃「これよ、これ。見た?今。すごい真剣に話してるのよ、あたし。」
さんま「み、見ました。」
志乃「それでね、あたし的には、普通の女の子が考える、おとこのこがこうしたら、おんなのこはこうしちゃうみたいなことを伝えたかったわけ。そんで、あたし、結構、がんばってるわけ。10月から、結構最後に出て、あたしは、なんか、キャラで、伝えたかったわけ、愛を。」
さんま「誰に?」
志乃「全国に。」(スタジオ中、苦笑)
さんま「おまえ、全国に向けて、愛を伝えたかったんやろ?」
志乃「あなたを返して、そしたらさ、女らしい格好をしたら、おっさんに見えるな。とか。はようしゃべれ、おっさん。とか。そんな、罵倒される場面しか放送されないわけ。あたし、さんまさんも嫌いだけど、それを編集しているスタッフの人も嫌いなの。誰が編集しているのか、最後くらい、出てきてほしいわけ。だれが、あたしのシーンを、つないだのって思うの。」



7人目、 岡野奈美子 さん、 「「アカンわ」と言われた時 or 無視された時」
さんま「おまえに、「アカンわ。」なんて、言ってないよ。」
おかやん「言った。」
さんま「言ってないわ。」
おかやん「いっつも、さんまさんの返しとかは、ほかの子が振られてるときに、あたしだったら、こう言わないとアカンとか、」
さんま「そうだよ。いつも、おかやん、どんな顔してるか見てるよ。」
おかやん「その間に、こっちのほうがいいか。このパターンが言いかとか、考えながら、真剣に考えていて、あたしも、おもしろいこと言われへんときとか、間に合わなへんとか、あるやんか。それが、1回あって、その唯一の失敗のときに、普通やったら、間違っていても、大きい声で突っ込んでくれるねん。「ちゃうわ。」とか。「こういうとき、こういうねん。」とか言ってくれるねんけど、その回のときだけ、こっちに、届くか届かないかくらいの声で、「アカンわ。」って言って、「アカンわ。」って言った瞬間から、あたしは、透明人間にされて。」
いずみ「そう。」
おかやん「一切、こっち見てくれへんなって。」
さんま「おれ、その、死にゼリフは、一切言わない人間だからなあ。」
いずみ「これが、つぶし。」
さんま「誰が、つぶしやねん。」
いずみ「おかやんにも、最初、教えてもらった。」
さんま「さんまさん。つぶしやがるから気をつけてって。」(おかやん、うなづく。)
おかやん「それで、「アカンわ。」って無視された瞬間、「ああいえばよかった。とうしよう。ああいえばよかったですか?」とか、聞きに言ったほうが、よかったのか。」
さんま「スタッフに?」
おかやん「うん。さんまに。」
さんま「そんなに、暇じゃないんですよ。」



今回の説教部屋は、さんまに反抗的な、荒井志乃 さん、岡野奈美子 さん。
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