恋のから騒ぎ 第632話
「自分が嫌いになった瞬間」
←第631話 * 第632話 * 第633話→
今回、新メンバーは、
1人目、岡村慧美 (おかむらえみ) さん、21歳、大学生。

今回のゲストは、永井大 さん。
テーマは、「自分が嫌いになった瞬間」


1人目、 磯部知恵子 さん、「物欲しそうに見られた時」
仕事でトラックを運転中に、サービスエリアで自分のトラックの隣に観光バスが止まった。ぱっと見たら大学生くらいの小奇麗なお姉さんたちがいっぱい乗っていた。「うわあ。キレイだなあ。」と思っていたら、向こうも自分の事に気が付いて、「すごくない。」みたいなことをこそこそ話していた。でも、その時は、すっぴんだったし、作業着で、しかも汚かったのでちょっと嫌だった。
話題とは関係ないが、この運転手、最近、色気づいたようだ。何故かと思ったら、どうも、すごい好きな人がいるようだ。その相手は、トレーラーの運転手。昨日、やっと歳を聞いて、「電話してもいいですか?」と、電話番号をゲットした。ちなみに、歳は42歳、独身だそうだ。まだ、告白はしていないよう。


2人目、 古谷由香 さん、「元彼の新しい女をいじめた時」
同じ学校の元彼が、同じ学校の新しい女を作ったとき、彼女の靴を隠したり、蹴っ飛ばしたりした。そのことを、新しい女は、元彼に言いつけたらしく、元彼から、「あの、田中真紀子(古谷さんが似ているから)が。」と、陰口され、逆にいじめられてしまった。そんな自分が嫌いになって反省した。
ちなみに、メンバーの向井愛理さんは、同様な状況のとき、タイマンをはって決闘を申し込んだそう。清純ぽい顔つきとは裏腹である。


3人目、 中園珠美 さん、「オンとオフを使い分ける時」
彼氏との電話の時は、すごい自分は、甘いキャラでにゃんにゃん言っているが、電話を切った瞬間、素の自分に戻る。自分は、遠距離恋愛のほうが向いていると思う。


4人目、 高尾真美 さん、「周りに流されかけた時」
恋のから騒ぎのメンバーに出会って、最近は、変な考えに流されかける。たとえば、不倫とか、浮気とか。みんなが堂々とテレビで言っているので不倫とか浮気とか別に悪くないんだと思うようになってしまった。その話を学校の友達とかにしたら、ドン引きされてしまい。自分が嫌になった。


5人目、 佐々木彰子 さん、「電報を送った時」
遠距離恋愛の彼氏と付き合っていた時。普段は、携帯やメールを送るとすぐに返信してくれる人だったのだが、ある日曜日、この日は、なかなか返事をくれなかった。ここで、自分は、「絶対に彼には別の女がいる。」と思い込み、何が問い詰める方法はないかと、事もあろうか、電報を打つことを思い出した。
電報のオペレーターの人に、「メッセージの内容は?」と聞かれたので、「ほかの女の人と一緒にいるのはわかってるんだよ。早く電話に出なさいよ。」といった内容のメッセージを言った。オペレーターの人が、今言ったメッセージを、確認のため復唱した。そして、文字数と料金を言われた。1,100円であった。
我に返ったとき、ふと思った。さっきのオペレーターの人、仕事だから、何食わぬ顔で復唱していたけど、心の底では、「バカな女だな。」と思っているに違いないと思った。また、送る前にどのくらいで届くか聞いていたが、早くとも2時間くらいかかると言われた。その時、自分は、「絶対至急で、30分以内に。」と言っていて、オペレーターに「無理です。」と言われていたことも思い出した。
自分は、バカな事をしてしまったと、自己嫌悪に陥った。
ちなみに、彼氏は、この日、ただ、ゴルフに行っていただけだったそうである。
彼女は、そのまま説教部屋へ直行となった。

←第631話 * 第632話 * 第633話→